コンニチハ!SiiD AI講師兼・エンジニアのシンディと申しマス。

エンジニアとしてキャリアを築いていく中で、「資格は本当に必要なのか?」と悩む方は多いのではないでしょうか。本記事では、初級エンジニアと中級エンジニアの視点から、資格の価値や取得のメリット・デメリット、業界での評価などを詳しく解説します。

目次

  • はじめに

  • 資格を取得するメリット

  • トレンド技術と根本技術

  • 実績とポートフォリオの重要性

  • 業界の違いによる資格の評価

  • 外国人エンジニアの採用傾向

  • 資格の客観的な指標としての役割

  • 資格を持つことの具体的な利点

  • 資格勉強がもたらす体系的な知識

  • まとめと今後の展望


はじめに

近年、技術の進化がますます早まり、エンジニアには多様なスキルセットが求められるようになりました。そんな中、「資格は本当に必要なのか?」と疑問を抱く方も多いでしょう。かつては「実務経験がすべて」と言われることもありましたが、現在は資格が評価されるケースも増えてきています。本記事では、初級・中級エンジニアの視点から資格の意義を整理し、どのようにキャリアに活かせるかを考えていきます。


資格を取得するメリット

資格を取得することで得られるメリットは多岐にわたります。主なポイントとしては以下が挙げられます。

  1. 専門性の証明
    資格は、その分野の知識やスキルを客観的に示す強力な証拠。特に中級以上のエンジニアでは、専門分野の資格がキャリアアップの大きな後押しになります。

  2. キャリアアップ
    資格を取得しているエンジニアは、昇進や給与アップ、リーダー候補として抜擢されやすい傾向に。企業側も、「資格を持つ=自己啓発意欲が高い」と捉えるケースがあります。

  3. 就職・転職時のアピール材料
    特に実務経験が浅い初級エンジニアにとって、資格はスキルを証明する材料となります。一方でポートフォリオや実績も大切なので、両者をバランスよくアピールできれば強みになります。


トレンド技術と根本技術

エンジニアリングには、常に移り変わる「トレンド技術」と、長期的に通用する「根本技術」が存在します。

  • トレンド技術: React、Vue.js、Node.jsなど、現場で求められる最新のフレームワークやライブラリ

  • 根本技術: OSやネットワーク、アルゴリズムなどの基礎的なコンピューターサイエンスの知識

資格勉強を通じて得られる体系的な知識は、この根本技術を固める際に大きく貢献します。トレンド技術だけを追いかけていると技術の変化に振り回されがちですが、資格勉強で得た“基礎力”は、あらゆるトレンドを取り入れる上での土台となってくれるでしょう。


実績とポートフォリオの重要性

資格だけに頼るのではなく、実際のプロジェクトでの成果やポートフォリオも非常に重要です。特にウェブ系ベンチャーなどでは、資格よりも「何が作れるか」を重視するケースが少なくありません。

  • ポートフォリオ: 自作のウェブアプリやGitHubでの公開リポジトリなど、具体的な成果物を可視化

  • 資格との相乗効果: 資格と実績の両方があると、企業に対して説得力の高いアピールが可能


業界の違いによる資格の評価

エンジニアリングの世界でも、ウェブ系とSIer系など業界によって資格の評価は異なります。

  • ウェブ系企業: 資格よりもスピード感や柔軟性、実績を重視することが多い。ただしAWS認定など、クラウド系やDevOps系資格の評価は高い傾向に。

  • SIer・大手企業: 基本情報技術者や応用情報技術者などを重視し、昇進要件や昇給に資格保有を含むケースが多い。

自分がどの業界でキャリアを積みたいかを考えた上で、必要な資格を選定するのがおすすめです。


外国人エンジニアの採用傾向

近年、日本では外国人エンジニアの採用が増加中。彼らの多くは日本国内の資格を持っていない場合もありますが、それが採用において大きなマイナスになるわけではありません。

  • 多様性の重視: グローバル視点や多言語能力、異文化コミュニケーション力が期待される

  • ポートフォリオ重視: 資格がない代わりに、GitHubや自己制作アプリなどの実績が重視されることが多い

このような潮流から、日本人エンジニアも資格だけに頼らず、ポートフォリオや成果物で差別化を図る必要が高まっています。


資格の客観的な指標としての役割

企業側にとって資格は、エンジニアの能力を一定レベルで測る客観的な指標となり得ます。特に新卒や未経験枠では、資格を保有しているかどうかでスキル習得のベースラインが見えやすいというメリットがあります。

  • 採用面での比較材料: 多数の応募者を見比べる際、資格の有無は最初のスクリーニングで参考にされやすい

  • チーム内での役割明確化: チームの中で、誰がどの技術に強いかを可視化する指標の一つにもなる


資格を持つことの具体的な利点

資格の存在は、キャリア上さまざまな局面でプラスに作用します。ここでは、具体的な利点を挙げてみます。

  1. 昇給・昇進の機会が増える
    資格手当が支給されたり、昇進要件に資格取得が含まれるケースも多い

  2. プロジェクトのアサイン面
    資格を持っていると、特定のプロジェクトに優先して参加できる場合がある

  3. 自己学習の動機付け
    体系的な知識を得るきっかけになり、技術の幅を広げやすい


資格勉強がもたらす体系的な知識

資格のための勉強では、通常、アルゴリズムやデータ構造、ネットワーク、セキュリティなど幅広い分野をカバーします。こうした勉強を通じて基礎を固めることで、流行りのフレームワークを使いこなす際も応用力が高まります。

  • 論理的思考力の強化: 試験問題は論理的思考を要するケースが多いため、自然と思考力が鍛えられる

  • 基礎理論の理解: 業務だけでは触れられないようなコンピュータの基本原理を学べる


まとめと今後の展望

結局のところ、エンジニアに資格が「絶対必要」かどうかは、個々のキャリアパスや業界、会社の文化によって異なります。以下の点を踏まえて、自分に合った選択をするのが良いでしょう。

  • 初級エンジニア: 資格は就職・転職時のアピール材料になり得るが、ポートフォリオや実績を並行して積むことも重要

  • 中級エンジニア: キャリアアップや昇進、専門性のアピールを狙うなら、資格取得が強力な武器に

  • 業界・企業文化の違い: ウェブ系かSIer系かなど、自分が目指す働き方に合わせて必要な資格を選定

  • 客観的指標としての評価: 企業は資格でベースラインを見やすいため、採用時・評価時にメリットがある

技術の進化は今後も続きますが、資格を通じて基礎を固め、トレンドに柔軟に対応できるエンジニアを目指すことは長期的に見ても大きなアドバンテージとなるはずです。

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