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エンジニアを目指す大学生のプログラミングスクール|学割・無料の違いと選び方を解説

エンジニアを目指す大学生のプログラミングスクール|学割・無料の違いと選び方を解説

この記事を書いた人

セイト@エンジニア兼講師

セイト@エンジニア兼講師

2012年に大学を卒業後、株式会社LIGにてWebデザイナー・Webエンジニアを3年務めたあと、株式会社LIG Philippinesの代表・VPoEとして6年間の在籍中に社員数約100名程度のテックチームへ成長させる。 その後2021年に独立し、合同会社BugFixを設立。登録者13万人を超えるテック系YouTubeチャンネルの運営やキャリアに特化したAIプログラミングスクールSiiDを運営中。

目次

こんにちは!SiiD代表エンジニアのセイトです。

エンジニア職を目指して大学生向けのプログラミングスクールを調べると、学割の割引率や無料スクールの一覧はすぐに見つかります。
ただ、料金表を眺めても、どこなら就活に間に合うかは決めきれません。

大学生の就活には、社会人の転職と違う事情があります。
作ったものを見せる場所と時期が、ほぼ決まっていることです。
多くの学生が3年生の6〜7月に夏のインターンシップへ応募し、その後に本選考が続きます。
だから大学生のスクール選びは、料金表からではなく、就活のカレンダーから逆算するのが判断の軸になります。

エンジニア職を目指す大学生にプログラミングスクールは必要か

大学生にスクールが必要かどうかは、就活までの残り時間で決まります。

独学で挫折しやすいのは、質問できる相手がいないとき

iOSエンジニア向けスクールを運営するinit株式会社が2021年11月に行った調査(プログラミング学習経験者300人)では、86%が学習中に「つらいと感じた経験がある」と答えています(同社はこれを「挫折」と表現しています)。
つらいと感じた時期は、3か月以内が60%でした。

同じ調査で、最もつらいと感じたことの上位は次のとおりです。

  • わからないことが多すぎる(31%)
  • エラーの解決に時間がかかる(25%)
  • 今の学習方法が正しいのか不安になる(15%)

3つとも、分からないことを抱えたまま先へ進めない状態です。
対象は独学者に限らない学習経験者ですが、同じ調査では、つらさを減らすのに最も必要なものとして「不明点を気軽に聞ける環境」(43%)が1位でした。独学で欠けやすいのは、この質問先です。

大学の授業とスクールは役割が違う

情報系の学科の講義で学ぶのは、アルゴリズムやデータ構造といった理論が中心です。
一方、スクールで学ぶのは、開発環境の構築、Git(コードの変更履歴を管理するツール)によるバージョン管理、作ったアプリをインターネットに公開するデプロイまでの手順です。

就活で見せる成果物は、後者の手順を積み上げて完成します。
情報系の学生なら、理論は授業で足りているので、手順の部分だけを補うと早く仕上がります。
文系や未経験の学生が最初に詰まるのは、文法よりも開発環境のセットアップ(自分のPCにプログラムを書いて動かすための道具をそろえる作業)であることが多く、僕がこれまで受けてきた学習相談でも、ここで止まって学習をやめてしまった人は少なくありません。

プログラミングスクールに通わなくてよいケースもある

無料の教材で数週間学習が続いていて、エラーも自力で解決できているなら、急いで受講する理由はありません。期限がなければ独学で足ります。
就活の日程に間に合わせる必要が出た時点で、伴走してもらう意味が生まれます。

迷っているなら、まず無料の教材で2週間から1か月試してみてください。
そのあいだに、環境構築に何日かかったか、何回詰まってどう抜け出したかを記録しておきます。
その記録を持ってスクールの説明会に行けば、自分に必要なサポートを具体的に聞けます。

大学生がプログラミングスクールに通うメリット

大学生がプログラミングスクールに通う5つのメリット:成果物が残る、学割で安い、受講料を回収できる、時間を確保しやすい、学びが無駄になりにくい

学生という立場には、社会人には使えない有利な条件があります。
就活で出せる成果物を在学中に作れること、学割で安く受講できること、長期インターンで受講料を回収できること、長期休暇にまとめて時間を取れることです。

就活で提出できる成果物が手元に残る

僕はこれまで、2,000人以上の選考と150名以上のエンジニア採用に関わってきました。
その上で採用側から見ると、エンジニア職の選考は履歴書やエントリーシートだけでは技術力を判断しにくく、実際に動くアプリのURLがあるかどうかで、書類選考の段階から差がつきます。

インターンシップも、志望企業を決める大きなきっかけになっています。
マイナビの「2027年卒 大学生キャリア意向調査3月」(2026年3月、大学生・大学院生1,677名)では、入社予定先を決めている学生に志望度が特に高まったタイミングを聞いたところ、「インターンシップ(5日間以上)」が20.6%、「仕事体験」が18.2%でした。
この数字は選考の通りやすさを測ったものではありませんが、インターンシップが進路を決める場になっている以上、その選考で見せられるものを先に持っておく意味は大きいと考えています。

副次的な効果として、実際に作ってみると、自社サービスの開発、受託開発(依頼を受けてシステムを作る仕事)、社内システムの開発のうち、どの働き方に興味があるのかが早く見えてきます。

学割によって社会人より安く受講できる

学割は在学中にしか使えない条件で、卒業後は割引のない金額になります。
割引の形はスクールによって違い、受講料の5%オフ(ヒューマンアカデミー)、総額で約20万円安くなるもの(RaiseTech)、最大3万円のキャッシュバック(デイトラ)、受講料の35%オフ(SiiD)などがあります。

在学中に受講料を回収できる可能性がある

長期インターンの中では、エンジニア職の時給が高めです。
長期インターン求人サイトRenewの集計(2026年6月、時給制の求人313件)では、職種別でエンジニアの平均時給が1,479円と最も高くなっています。

ただし、この時給で採用されるのは、ある程度作れるようになってからです。
そのうえで1日8時間・週2日働くと、月に約9.5万円になります。
10万円前後の教材型のスクールなら1〜2か月、50万円台のスクールなら半年前後で回収できる計算です。
働く期間は学習時間が削られる点も、あわせて見積もってください。
技術系のアルバイトや小規模な受託の仕事も選択肢です。
学んだことで卒業前に費用を取り戻せるのは、社会人にはない学生ならではの利点です。

学習時間をまとめて確保しやすい

8月と9月の長期休暇に、週20時間を学習に使える立場は、働き始めてからはまず作れません。
時間の裁量があるうちに基礎を固めておくほうが、トータルのコストは低く済みます。
授業期に入ると使える時間は週数時間に減るので、長期休暇のうちに環境構築と基礎を終え、授業期は短い時間で進められる課題を残しておくと、落差を吸収できます。

学んだ内容が無駄になりにくい

経済産業省の「IT人材需給に関する調査」(2019年、生成AIが普及する前の推計)では、2030年のIT人材の不足数を、生産性の伸びを年0.7%とした場合に中位で約45万人、高位で約79万人と試算しています。
この推計は前提の置き方で数字が大きく動くため、需要の方向を示す材料として読んでください。

生成AIが普及してから、コードを書く速さより、作るものの条件を整理する力と、AIが出したコードが正しいかを検証する力の比重が上がっていると、僕は採用の現場で感じています。
自分でアプリを1つ作り切った経験は、エンジニア職の選考でこの2つを説明する材料になり、入社後の仕事でもそのまま使えます。

大学生がプログラミングスクールに通うデメリットと注意点

学生が負うのは、学業やアルバイトの時間と、受講料という費用です。
さらに、受講しただけでは就活の評価につながらず、学年によっては始めた時点で間に合わないこともあります。

学業やアルバイトの時間を削る前提になる

週10時間の学習時間を新しく作るなら、アルバイトのシフト、サークル、講義以外の時間のどれかを削ることになります。
受講料をアルバイトで稼ぎながら学習時間も確保する計画は、実行の難易度が高くなります。

支払いの原資が自己資金なのか、保護者の支援なのかによって、選ぶべきコースの期間も変わります。
自己資金なら短期で安いコースから、保護者の支援があるなら、就活に必要な期間から逆算してコースを選ぶ、といった違いです。

修了しただけでは就活の評価につながらない

僕がこれまで採用側で選考に関わってきた経験では、スクールの修了証が評価の決め手になることはほとんどありません。
企業が見るのは、作った成果物と、そこに至るまでの考え方です。
面接で「スクールを最後までやり切った」ことを成果として語っても、手応えは得られません。

学年によっては、そもそも間に合わない

3年生の4月から3か月のコースを始めると、修了は6月末〜7月になり、応募が集中する6〜7月と重なります。
完成した成果物で夏のインターンシップに応募する計画には無理があります。
その場合は、途中まで作った画面で応募し、完成したアプリは秋冬のプログラムや本選考で見せる形に切り替えます(学年別の章で詳しく扱います)。

大学生向けプログラミングスクールの選び方8つの基準

大学生向けプログラミングスクールの選び方8つの基準:就活から逆算、学割の条件、学期のリズム、質問できる時間帯、自分で企画する成果物、エンジニア職の就職支援、学習形態、卒業後に残るもの

学割の割引率は比べやすい数字ですが、続けられるかどうかは料金表に載っていない部分で決まります。
次の8つを、説明会や無料体験で確かめる項目として使ってください。

1. 就活の開始時期から逆算して受講期間を選ぶ

リクルートの就職みらい研究所の調査(2025年3月、2026年卒の大学生815人)では、インターンシップ等に初めて応募した時期は3年生の6月が20.4%で最も多く、次いで7月が16.7%でした。
初めて参加した時期は8月が30.9%で最多です。

完成したアプリで夏のインターンシップに応募するなら、3年生の4〜5月には完成している必要があります。
そのため、3か月のコースは2年生の1〜2月(3年生になる直前)、半年のコースは2年生の秋が始める時期の目安です。
3年生の4〜5月から始める場合は、動く画面で先に応募する2段構えにします(学年別の章で扱います)。

早く動き出したい学生は多数派です。
マイナビの「2027年卒大学生キャリア意向調査7月」(2025年7月、大学3年生・大学院1年生1,856名)では、理想の就活スタイルとして「早く始めて、就職先をじっくり決めたい」が51.7%でした。

2. 学割の割引率と適用条件を確認する

学割は、割引率ではなく支払総額で比べてください。
対象コースが限られている、一括払いのときだけ使える、分割払いにすると割引が小さくなる、といった条件がついていることがあるからです。

手続きの重さも確認項目です。
学生証だけでよいのか、在学証明書が必要なのか。年齢の上限がある学割もあります。
いつでも使える学生料金なのか、期間限定のキャンペーンなのかによって、急いで決める必要があるかどうかも変わります。

3. 授業期と試験期のリズムに合わせられるか

大学生の1年は、4〜7月が授業とレポート、8〜9月が長期休暇、1〜2月が試験期です。
学習に使える時間は、時期によって大きく上下します。

確認したいのは、受講期間の延長制度、休止制度、課題の期限の扱い、遅れたときの追加費用です。
学習計画も、毎月同じ時間を割り振るより、月ごとに配分を変えるほうが実態に合います。

4. 質問できる時間帯が学生の生活と合っているか

学生が手を動かすのは、空きコマ、深夜、アルバイトのあとです。
質問の受付が平日の日中だけのスクールでは、詰まった箇所が数日放置されることになります。

説明会では、質問への返答の目安時間、深夜に送った質問が翌朝には解決するか、画面共有で見てもらえるかを確認しましょう。
環境構築のように文章で説明しにくい場面ほど、画面共有の価値が出ます。

5. 自分で企画した成果物を作れるカリキュラムか

教材の課題で作るアプリは、形が似通い、構成も教材が決めたものです。
そのため技術面接で「なぜその構成にしたのか」と聞かれると、自分の判断として答えにくくなります。
機能が3つだけのアプリでも、要件を自分で決め、作る途中で設計を変えた経緯があれば、面接で話せる材料になります。
カリキュラムの課題で終わるのか、オリジナルの制作まで伴走してくれるのかを確認してください。

6. エンジニア職に対応した就職支援があるか

履歴書の添削や面接練習といった一般的な就活支援と、技術面接やコーディング試験の対策は別物です。
見極めるには、エンジニア職の求人を扱っているか、就職実績の内訳が新卒か転職者か、を聞きます。

学生の場合、就活は新卒の枠で進むので、中途採用の転職活動とは進め方が大きく異なります。
検討しているスクールの就職支援が、新卒の就活にも対応しているかを事前に確認しておきましょう。

7. オンラインと通学のどちらが生活動線に合うか

オンラインか通学かは、自宅に集中できる場所があるか、大学から通える場所に教室があるか、という生活動線で決めます。

通学は移動そのものが学習モードへの切り替えになり、オンラインは30分の空き時間にも学習を差し込めます。
長期休暇は通学、授業期はオンラインのように、併用できるかどうかも確認項目です。

8. 卒業後も教材と成果物が残るか

受講が終わったあとも教材を閲覧できるか、質問のチャンネルを使えるか、作ったソースコードを自分の管理下に置けるかを確認してください。
就活で使う前提なら、この条件は重くなります。
面接の前に自分のコードを見直せないと、説明し直せなくなるからです。

作ったアプリを公開したままにするために、サーバーの費用が受講後に自分の負担になる場合もあります。

大学生におすすめのプログラミングスクール10選

大学生を受け入れているスクールは、料金や期間よりも、運営の形で性質が分かれます。
ここでは前の章の8つの基準を当てる対象として、運営の形が異なる10校を紹介します。番号は掲載順で、順位ではありません。
9と10は受講条件の都合で、4年生以降の選択肢です。
自分の学年と目標に照らして、形を絞るところから始めてください。
料金は2026年9月時点の公式サイトなどで確認したもので、最新の条件は各公式サイトで確認してください。

1. 【PR】SiiD(AIプログラミングスクール)

スクール名

SiiD

料金

Careerコース:528,000円(税込)/Careerコース+Full Supportエディション:698,000円(税込)/学割35%オフあり

期間

12ヶ月

講座の特徴

生成AIの活用を前提にしたカリキュラム/チャットで24時間質問でき、Zoomは毎日21〜23時に相談できる/卒業後もカリキュラムを閲覧できる

URL

https://bug-fix.org/siid/

僕が代表を務めるスクールです。
授業やアルバイトのあとの夜の時間にZoomで相談できるので、学生の生活時間と合わせやすい形です。
一方で12ヶ月の長期コースなので、3年生の春から始めて夏に間に合わせる使い方より、1〜2年生のうちに始める使い方に向いています。

就職支援では、Workship CAREER(株式会社GIG)と連携した「SiiD Passport」で、都内中心のITエンジニア求人を紹介しています。
転職向けの求人紹介なので、新卒の就活での使い方や、学割の対象コースと学割後の総額、必要な書類は、個別説明会で確認してください。

2. テックアカデミー(メンター型)

スクール名

テックアカデミー(TechAcademy)

料金

コース・期間により異なる/25歳以下の学生は学生料金あり(学生証の提示が必要)

期間

4〜16週間

講座の特徴

現役エンジニアのパーソナルメンター/チャットでの質問は毎日15〜23時/25歳以下の学生料金

URL

https://techacademy.jp/

週2回のメンタリングで、現役エンジニアのメンターが進捗を確認してくれます。
チャットの質問受付が夕方から夜なので、授業のあとに学ぶ学生の生活時間と合います。
割引の大きさより、夕方から夜の質問対応で選ぶスクールです。

3. 侍エンジニア(マンツーマン型)

スクール名

侍エンジニア(SAMURAI ENGINEER)

料金

プログラミング教養コース4週間プランで17万円台〜(税込)/運営会社の案内では学生は受講料10%オフ

期間

4〜48週間

講座の特徴

専属講師によるマンツーマン指導/目的に合わせたオーダーメイドのカリキュラム/4週間から期間を選べる

URL

https://www.sejuku.net/

何を作りたいかが固まっていない段階でも、講師と相談しながら決められます。
期間と内容の組み合わせで金額が大きく変わるので、学割の適用条件も含めて、カウンセリングで見積もりを出してもらう前提になります。
エンジニア職の就活に使うなら、就職・転職を目的にしたコースで見積もりを取ってください。

4. RaiseTech(ライブ授業型)

スクール名

RaiseTech(レイズテック)

料金

総額798,000円/学割適用で総額598,000円(税込、学生証の提出が必要)

期間

受講と質問は半無期限(サービスが継続する限り)

講座の特徴

現役エンジニアによる毎週のライブ授業/受講と質問は半無期限/学割で約20万円安くなる

URL

https://raise-tech.net/

サポートの期限がないため、試験期に学習が止まっても再開しやすく、8つ目の基準「卒業後も教材と成果物が残るか」に当てはまります。
一方、学割後も総額約60万円なので、支払いの原資(自己資金か保護者の支援か)と分割の条件を先に決めておく必要があります。

5. RUNTEQ(長期カリキュラム型)

スクール名

RUNTEQ(ランテック)

料金

Web開発スタンダードコース:スキルアップ向け577,000円/転職向け657,000円(税込)

期間

5〜9ヶ月(学習時間の目安は約1,000時間)

講座の特徴

Ruby on Railsを中心にした実務寄りの教材/約1,000時間の学習量/卒業制作でオリジナルのWebアプリを作る

URL

https://runteq.jp/

公式ブログには、大学生の卒業生のインタビューも多く載っています。
学習量が多いので、1〜2年生のうちに始める前提で検討してください。
学割は公式サイトで確認できなかったため、説明会で聞いてみてください。

6. デイトラ(買い切り教材型)

スクール名

デイトラ

料金

Webアプリ開発コース:129,800円(税込)/学生は最大3万円のキャッシュバック(デイトラ for Students)

期間

質問サポートは1年間

講座の特徴

1日1題で進める買い切り型の教材/教材は無期限で閲覧できる/学生は最大3万円のキャッシュバック

URL

https://www.daily-trial.com/

10万円前後から始められ、学生が自己資金で払える現実的な価格帯です。
自習形式で就職支援はないため、就活への接続は自分で設計する必要があります。

7. ヒューマンアカデミー(通学型)

スクール名

ヒューマンアカデミー

料金

Webエンジニアコース:受講料363,000円+入学金55,000円(税込、教材費等は別途)/大学生は受講料5%オフ

期間

6〜12ヶ月

講座の特徴

全国の校舎で対面の指導を受けられる/チャットでの質問は24時間受付/大学生は受講料5%オフ

URL

https://haa.athuman.com/it/

全国の校舎で対面の指導を受けられます。
学割は受講料の5%で、入学金と教材費は割引の対象外です。

8. paizaラーニング(月額制・学校経由なら無料)

スクール名

paizaラーニング

料金

月額1,490円(税込)/大学が「学校フリーパス」に申し込んでいれば年度末まで無料

期間

月単位

講座の特徴

月額1,490円で全講座を受講できる/ブラウザ上ですぐにコードを書ける/大学経由なら年度末まで無料

URL

https://paiza.jp/works/

学校フリーパスは大学や教職員が申し込む制度で、自分の大学が導入していれば無料で基礎を固められます。
講師への質問や成果物制作の伴走はないので、スクールに通う前の段階で使うと位置づけると使いやすくなります。

9. プログラマカレッジ(無料・4年生の6月以降)

スクール名

プログラマカレッジ

料金

受講料0円

期間

最短60日

講座の特徴

受講料・教材費は0円/最短60日で就職活動へ進める/大学生は4年生の6月以降に受講できる

URL

https://programmercollege.jp/

公式のよくある質問には、大学生は4年生の就活解禁後の6月以降であれば受講できると書かれています。
1〜3年生は受講できないので、4年生になってから就職先の選択肢を広げる手段として使うことになります。

10. ゼロスク(無料・卒業1年前から)

スクール名

ゼロスク(旧0円スクール)

料金

無料(18歳以上35歳以下、1年以内にIT業界へ就職する意思があることが条件)

期間

週5日で3ヶ月が目安

講座の特徴

受講料は無料/全国6拠点の教室に通う/長期休暇中の学生も参加できる

URL

https://zero-school.com/

長期休暇にまとめて教室へ通う使い方ができます。
ただし「1年以内に就職する意思があること」が条件なので、実際に対象になるのは卒業の1年ほど前からです。

大学生のプログラミングスクール費用|給付金が使えない理由と無料スクールの条件

社会人向けの費用の情報を、そのまま学生に当てはめると見積もりがずれます。使える制度が違うからです。
学割の見方は、選び方の2つ目の基準で触れたとおりです。
ここでは、給付金と無料スクールの条件、学割以外に費用を抑える方法を扱います。

給付金は社会人向けの制度で、学生は対象外になりやすい

国の教育訓練給付金は、雇用保険に一定期間加入していることが条件の中心です。
たとえば専門実践教育訓練給付金は、加入期間が原則3年以上(初めて使う場合は2年以上)必要です。
そしてハローワークの案内にあるとおり、昼間の大学に通う学生はアルバイトをしていても雇用保険に加入しないため、在学中は条件を満たせないのが通常です。

SiiDのCareerコースも、給付金を使えば条件を満たした社会人は実質105,600円から受講できますが、昼間の大学に通う在学中の学生は、通常この条件を満たせません。
社会人向けの記事に書かれた「実質◯万円」を自分の数字として計算すると、見積もりがずれるので注意してください。

無料のプログラミングスクールが大学生に向かない場合

無料のスクールの多くは、受講生が提携企業に就職したときに企業から受け取る紹介料で運営されています。
そのため、就職する意思と、入社できる時期が受講の条件に組み込まれています。

10選の9・10で見たとおり、卒業まで1年以上ある学生は対象外になることが多いのです。
無料で学びたいなら、大学が提供する講座や公開されている教材で基礎を通すほうが現実的です。

学割以外に費用を抑える方法もある

受講期間を絞る、基礎のコースだけを受ける、キャンペーンの時期を待つ、といった方法もあります。
ただし、就活の日程から逆算した期間を削ると、成果物が選考に間に合わなくなります。

分割払いは月々の負担が軽くなる一方で、手数料の分だけ総額が増えます。
保護者に相談するときは、金額だけでなく、何を作り、就活のどの場面で使うのかをあわせて説明すると、話が通りやすくなります。

学年別に見る大学生のプログラミングスクール活用法

学年別のプログラミングスクールの使い方:1・2年生は長期インターン、3年生は短期集中で夏に間に合わせる、4年生・院進予定者は目的を切り替える

同じスクールでも、学年によって使い方が変わります。
インターンシップの制度そのものが学年で扱いを分けていて、残り時間の差が、選ぶコースの期間と狙う場所を決めるからです。

大学1年生と2年生は長期インターンを狙う

1・2年生が狙いやすいのは、学年を問わず募集が多い有給の長期インターンです。
数か月にわたって実際の開発に関わった経験は、面接で具体的に話せる材料になります。
低学年でのスクール受講は、就活対策というより、長期インターンの応募条件を満たすための投資だと考えるとよいでしょう。

一方、3年生以降のインターンシップには、国の決まりがあります。
2022年6月に改正された文部科学省・厚生労働省・経済産業省の三省合意では、学部3・4年生と修士1・2年生の長期休暇に行う、一定の基準を満たしたプログラムについて、企業がそこで得た学生の情報を、3年生の3月以降は広報に、4年生の6月以降は選考に使えることになっています。
1・2年生のうちは、この枠の外で経験を積む時期です。

大学3年生は短期集中で夏に間に合わせる

3年生は授業と就活の準備が重なり、学習に使える時間が細切れになります。
選択肢は、自然と短期集中型のコースに寄ります。
最も避けたい失敗は、月額が安く見える長期のコースを選び、秋以降にも学習が残ってしまう形です。

3年生の4〜5月から始めるなら、1〜2か月で動く画面を1つ作って6〜7月の応募に使い(未完成でも、作っている途中のものとして見せられます)、完成したアプリは8月以降の選考や秋冬のプログラムで見せる2段構えにします。
受講を始める前に、夏までにどこまで形にするかを決めておき、アプリを1つ公開したら、あとは就活に振り切る、という区切り方をおすすめします。

大学4年生と大学院進学予定者は目的を切り替える

内定が出たあとは、目的が選考の突破から入社の準備に変わります。
内定先で使っている技術に寄せて学習すれば、入社後の立ち上がりが早くなります。

大学院に進む予定の学生は、研究でのデータ処理や作業の自動化に直結する内容を選ぶと、学習の効果が研究にも就活にも効きます。
就活をしない分、4年生のうちに学習時間を確保しやすいので、この学年から始める価値も小さくありません。

大学生が学ぶプログラミング言語の選び方

言語は、志望するエンジニア職とつながっているかで選びます。
面接で「なぜその技術を選んだのか」と聞かれたときに、職種との関係で説明できるからです。
志望がまだ固まっていない段階なら、応用の利く構成から入るのが安全です。

Webアプリケーション開発を志望する場合

データを処理するサーバーサイドの言語(PHP、Ruby、Pythonなど)と、画面を作るフロントエンドの基礎(HTML・CSS・JavaScript)を一通り触る構成が基本です。
授業でJavaを学んだ学生なら、JavaのフレームワークであるSpring Bootでサーバーサイドを書く選択もあります。
どの言語を選ぶかより、データベースの設計からアプリの公開までを一度自分で通した経験があるかどうかが重要です。
公開の手順やサーバーの設定も、自分の経験として面接で話せます。

AI・データ分野を志望する場合

AI・データ分野では、Pythonを軸にした学習が中心になります。
この分野の新卒選考で評価されやすいのは、API(外部のサービスの機能を呼び出す窓口)やライブラリを組み合わせて、業務の課題を処理する仕組みまで作った経験だと、僕は考えています。
研究でデータを扱っている学生は、データを分析できる形に整える前処理や、統計の知識をそのまま接続できるので有利です。

エンジニアのどの分野に進むか決まっていない場合

Webの基礎か、Pythonのどちらかを土台にすれば、あとで方向を変えても、Git・データベース・HTTP(ブラウザとサーバーがやり取りするときの決まりごと)の考え方はそのまま使えます。
インフラやクラウドに進むならLinuxとネットワークの基礎、スマホアプリならSwiftやKotlinが入口になりますが、どちらもWebアプリを1つ公開した経験があると理解が早くなります。

スクールのカウンセリングでは、「Web系の自社開発企業、SIer、社内SEのどれを目指すかで、面接で説明しやすい構成は変わりますか」と聞いてみてください。
また僕は、学習が続くかどうかは、作りたいものを先に持っているかで大きく変わると考えています。
身の回りの不便から作るものを決めると、使う言語も自然に絞れます。

プログラミングスクールを挫折せずに続けるためのポイント

学生の学習が止まるきっかけで多いのは、試験期間やアルバイトのシフト変更で予定が崩れることです。
入会前に確かめることと、受講中に自分でできる対策の両方で備えてください。
無料体験は、サポートの実態を測る場として使えます。

「週の学習時間」ではなく「戻れる仕組み」で判断する

説明会で「週に何時間学習できますか」と聞かれると、平均的な時間を答えがちです。
でも、学生の生活で守れるのは最低の時間のほうです。

試験期間に学習がゼロになる前提で、進捗確認の面談があるか、カリキュラムを組み替えてもらえるか、同期と進み具合を共有する場があるかを見てください。
学習が数週間空いたときに声をかけてもらえる仕組みがあると、再開しやすくなります。

無料体験では教材より質問の速さを試す

体験用の教材は、分かりやすく作られた部分を見せているので、判断材料になりにくいものです。
体験では実際に質問を送り、返答までの時間を測ってください。
平日の夜や休日に問い合わせてみると、運用の実態が分かります。

支払い条件と解約規定を先に読む

学生の場合、分割払いの審査で保護者の同意が必要になることがあります。
中途解約したときの返金の規定、受講期間を延長するときの費用、休止できる期間の上限は、申し込む前に書面で確認してください。

学習の記録は面接官が読む前提で、判断と理由を残す

学習の記録は、面接官が読む前提で書くと粒度が変わります。
作業のログより、判断したことと、その理由のほうが役に立ちます。
技術を選んだ理由、途中で変えた点、その結果どう改善したかを、3行ずつ積み上げていくと面接の材料になります。

たとえば「ログイン機能は自作せず、Firebase Authentication(ログインの仕組みを提供するサービス)を使った。就活までの2か月で、アプリの中心機能を仕上げる時間を優先したかったから」という数行があれば、技術を選んだ理由を聞かれたときにそのまま答えになります。

大学生向けプログラミングスクールに関するよくある質問

文系の大学生でもエンジニア職の新卒選考は通りますか

文系出身で新卒からエンジニア職に就く人もいます。
新卒採用では、成果物の完成度に加えて、自分で学び続けられるかどうかも見られます。
情報系の学生と並んだときに説明できる材料として、自分で企画した成果物と、学習の記録を用意しておきましょう。

何か月くらいで就活に出せる水準になりますか

僕の見立てでは、週10時間前後の学習時間を確保できる場合、動く画面を1つ作るなら1〜2か月、成果物を1つ完成させるなら3〜6か月、長期インターンに応募できる基礎ならその中間です。
授業期の実態を織り込んで見積もってください。

大学1年生で始めるのは早すぎませんか

早すぎるということはありません。
低学年ほど、長期インターンで実務経験を積む時間を確保できます。
3年生の夏に「こういうものを作っています」と言える状態を、余裕を持って作れます。

学割が使えるスクールなら、安いところを選んで問題ありませんか

質問が有料のオプションになっている、成果物の制作支援が含まれていない、といったスクールもあるので、サポート内容まで含めて比べてください。
卒業年次や大学院生が学割の対象になるかも、申し込む前に確認しておきましょう。

大学生のプログラミングスクール選びはSiiDの個別説明会で相談できる

大学生のスクール選びが難しいのは、比較の物差しを自分で決めなければならないからです。
学割の率や期間は並べて比べられても、自分の学年と目標に対して間に合うかどうかは、一人ひとり違います。
学年ごとの始め方は上の章で示したとおりです。

8つの基準のうち、学生が見落としやすいのは、学期の波を吸収できるか、質問が届く時間帯か、卒業後も教材と成果物が残るか、の3つです。
まずは無料の教材で2週間から1か月試し、つまずいた記録を持って説明会に行くと、各スクールで聞くことがはっきりします。

SiiDは、BugFixが運営するAIプログラミングスクールです。
SiiDの個別説明会では、学生でも受講できるか、SiiDで学べることや受講スタイルが自分の学年と目標に合うかを相談できます。

AIプログラミングスクール「SiiD」について

AIプログラミングスクール「SiiD」は、未経験からITエンジニアを目指す方向けのオンラインスクールです。

SiiDの特徴

  • 現役エンジニアでYouTube登録者約13万人の「セイト先生」が代表兼主任講師
  • 採用側の実務知見(2,000人以上の選考・150名以上のエンジニア採用)にもとづく指導
  • 生成AIを取り入れた学習設計と、実務レベルのフルスタックWeb開発スキル
  • Workship CAREER(株式会社GIG)と連携した無料の転職伴走支援
  • 経済産業省認定のReスキル講座で、給付金の条件を満たせば実質105,600円〜
  • 学割あり(35%オフ)

こんな方におすすめ

  • 未経験・文系・社会人からITエンジニア転職を本気で目指したい方
  • 独学に限界を感じている方
  • 費用を抑えながら実務スキルと転職サポートを両立したい方

「未経験だから」とあきらめる必要はありません。採用する側を知り尽くしたプロが、給付金で負担を抑えながら内定まで伴走します。

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未経験からのエンジニア転職を本気で目指すなら「SiiD」

SiiDはYouTube 13万人のセイト先生が主任講師のAIプログラミングスクール。元人事部長&現役エンジニアによる徹底指導で、生涯年収を大きくアップさせませんか?

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