こんにちは、Webエンジニアのセイトです。
僕は仕事柄、若手エンジニアのキャリア相談に乗る機会がかなり多いのですが、その中でよく聞かれるのが「フリーランスになるなら、結局どのサイトに登録すればいいんですか?」という質問です。
結論から言うと、2026年現在、案件サイトは 1つに絞るのではなく、強みが違う2〜3サイトを併用するのがオススメです。
なぜなら、同じフリーランス向け案件サイトでも、単価レンジ・契約形態・サポート内容・案件の質がまるで違うからです。
この記事では、独立を検討中の中堅エンジニアと、すでにフリーランスとして動いている方の双方に向けて、特徴の異なる9サイトを厳選して紹介します。
僕はWeb/IT業界でのキャリアが13年になりますが、いずれのサイトも実際に使ったことがあるものばかりです。
求職者としてはもちろん、採用側としても一部のサイトは利用したことがあるので、その目線でご紹介していきます。
案件サイトの3タイプと選び方の軸
まずは全体像から整理します。フリーランス向け案件サイトは、ざっくり以下の3タイプに分けられます。
- エージェント型:担当者がつき、スキルと希望をヒアリングして案件を紹介してくれる。単価が高く長期案件が多い反面、週4〜5日稼働が前提のケースが多い。(例:レバテックフリーランス、PE-BANK、Midworks、テクフリ、Findy Freelance)
- プラットフォーム型:サイト上で案件を検索・応募でき、短期や週2〜3日の柔軟な案件も見つかりやすい。(例:Workship、クラウドワークステック)
- SNS・リファラル型:個人のつながりやプロフィール経由でオファーが届く。非公開・直契約案件に出会える。(例:YOUTRUST、Wantedly)
選ぶときの比較軸は次の4点を押さえておくと失敗しにくいです。
- 単価帯:月額いくらのレンジの案件が中心か
- 稼働日数の柔軟性:週5必須か、週2〜3の案件があるか
- サポート・保障:単価交渉、確定申告、給与保証、福利厚生
- 契約形態:エンド(発注元企業)との直契約か、多重下請け構造か
この4軸で見ていくと、各サイトの立ち位置がクリアになります。それでは1つずつ見ていきましょう。
1. レバテックフリーランス

レバテックフリーランスは、レバレジーズ株式会社が運営するIT・Web特化型のエージェント。フリーランスエンジニア向け案件サイトの認知率・登録率で業界No.1を標榜する、いわゆる王道の一社です。
冒頭で複数のサイトに登録しておくといいという話をしましたが、圧倒的な実績があるためレバテックフリーランスはそのうちの一つにとりあえず含めておくといいと思います。
- 圧倒的な案件ボリューム:公開されている累計案件数は11万件以上、取引企業は1万社超。Java・PHP・Python・Ruby・AWSなど主流技術の案件が途切れにくいのが強みです。
- リモート参画率91%以上(調査時点)で、首都圏の平均年収は881万円と公表されています。
- 参画後の単価交渉支援があり、「参画後に2人に1人が単価アップ」というデータも出しているのが特徴です。
案件傾向と単価帯
月額30万〜80万円以上の幅広いレンジをカバー。高単価フィルタで絞り込めるので、経験年数に応じた案件にアクセスしやすい設計です。
こんな人におすすめ
- まず1社登録するならここ、という定番を選びたい人
- 主流言語での長期・週5案件を安定して取りたい人
- 参画後もサポートを受けて単価を伸ばしたい人
URL:https://freelance.levtech.jp
2. Workship(ワークシップ)

Workshipは、株式会社GIGが運営するフリーランス・副業人材向けのマッチングプラットフォーム。エージェント型とプラットフォーム型のハイブリッドモデルを取っているのが最大の特徴です。
Web業界の自社開発や、受託系の会社によっている印象です。 Web系企業で働いてみたい人はいいと思います。
- 仲介手数料0円、契約書締結までオンラインで完結。サイト内でそのまま業務を始められます。
- 賠償責任保険(最大500万円)、報酬前払い、お祝い金1万円 など、個人で動く人が不安に感じやすい部分を制度でカバー。
- 利用者6.3万人・企業1,700社・掲載案件5,200件規模で、エンジニアだけでなくデザイナー・マーケターも混在しています。
案件傾向と単価帯
時給1,500円〜10,000円超まで幅広く、特に週1〜2日稼働の副業・業務委託案件が豊富。スタートアップの案件が多い傾向です。
こんな人におすすめ
- 会社員をしながら副業で小さく始めたい人
- Web系企業で働きたい人
- 複数案件を並行して回すタイプのフリーランス
3. PE-BANK

PE-BANKは、株式会社PE-BANKが運営する老舗のエージェント。他社があまり公開しないマージン率を10〜15%と明示している点で、業界内で珍しい存在です。
また多くの求人サイトは首都圏に案件が集中するのに対し、PE-BANKの場合は地方の仕事も多く扱っているのが特徴です。
- 地方12都市に拠点(東京、大阪、福岡、名古屋など)があり、地方フリーランスにも強い。
- 営業代行・事務代行・確定申告サポート・教育プログラムを提供。独立して最初の確定申告で詰まる人をかなり救います。
- 公表されている平均年収は800万円以上。毎月1,000件以上の新規案件が動いています。
案件傾向と単価帯
Web・SE系中心で、月額55万〜85万円前後が中心レンジ。Java、JavaScript、PHP、Pythonなど主流言語で長期安定案件が多めです。
こんな人におすすめ
- マージン率や中間構造を明示してほしい人
- 地方に住んでいて地元で案件を探したい人
- 独立直後で、事務処理や税務にまだ自信がない人
4. Findy Freelance

Findy Freelanceは、ファインディ株式会社が運営するハイスキルエンジニア向けの審査制エージェント。レバテックとは正反対に「数より質」を徹底している立ち位置です。
GitHubやSNS連携で自分の想定年収が可視化される機能や、著名な企業によるオンライン勉強会が頻繁に行われているなど、ユニークな要素が多いサイトでもあります。
- フルリモート案件が80%、週3日稼働可能な案件が51%と、働き方の自由度が非常に高い。
- 生成AI・SaaS・大手企業のDX・スタートアップ0→1開発など、モダンで挑戦的な領域の案件を集中的に扱っています。
- 案件紹介から契約、請求代行、単価交渉まで一気通貫。報酬の代理徴収により支払い遅延リスクも低減されています。
案件傾向と単価帯
月額76万8,000円〜144万円(時給5,000〜9,000円)と、業界でもかなり高いレンジ。Go・TypeScript・Python・Rust など新しい技術スタックの案件が目立ちます。
こんな人におすすめ
- 週3〜4日でしっかり稼ぎたいハイスキル層
- 生成AIやSaaSなど最先端領域で手を動かしたい人
- アウトプットや勉強会への参加など自己研鑽の意欲が高い人
URL:https://freelance.findy-code.io
5. YOUTRUST(ユートラスト)

YOUTRUSTは、株式会社YOUTRUSTが運営する「仕事専用SNS。従来のエージェントとは設計思想がまったく異なり、知人・知人の知人経由でオファーが届くリファラル型のサービスです。
「最近時間もできたし、新しい仕事してみたいな」と思ったら、とりあえずログインしてボタンをポチるだけで、仕事を探していることがフォロワーの友人たちに届く機能があります。思わぬきっかけから仕事が始まるかもしません。
- 友達とその友達の友達まで可視化され、そこから副業・業務委託・転職オファーが届く構造。
- 利用者の年齢は20代後半〜30代が中心、Web・IT業界の若手〜中堅層が厚いのが特徴です。
- 第三者スカウトと違い、共通の知人がいる状態でオファーが来るため、信頼ベースで話が早いのが強みです。
案件傾向と単価帯
スタートアップ〜成長企業の副業・業務委託・正社員オファーが中心。単価はオファー主と直接交渉するため一律ではありませんが、直契約に近い形で中抜きが少なくなるケースが多いです。
こんな人におすすめ
- 勤務先にバレずに副業・転職の情報収集を進めたい人
- すでに業界に知り合いが一定数いて、その縁を活かしたい人
- エージェント経由では出会えない非公開・直案件を探している人
6. Wantedly(ウォンテッドリー)

Wantedlyは、ウォンテッドリー株式会社が運営する「共感で出会う」ビジネスSNS。業務委託・フリーランス向けのカテゴリが用意されており、スタートアップや成長企業の募集が圧倒的に多く集まっています。
企業はブログ記事を各機能があるんですが、この発信が充実しており、どんなチームなのか雰囲気がよくわかるメディアになっています。
- 単なる案件マッチングではなく、事業内容・カルチャーへの共感を軸にした募集設計。「まず話を聞きに行く」から始められます。
- Webエンジニア1,680件、モバイル289件、インフラ280件、SRE、データサイエンティストなど職種カテゴリが細かい。
- 上場準備や新規事業立ち上げフェーズの会社が多く、上流から関わる案件を見つけやすいです。
案件傾向と単価帯
単価はピンキリで、エージェントほど高水準が保証されるわけではありませんが、エクイティ(ストックオプション)を絡めた業務委託など、他サイトにはない形態の募集に出会えます。
こんな人におすすめ
- 単価だけでなく事業内容・ミッションに共感できる会社で働きたい人
- スタートアップで0→1フェーズに関わりたい人
- 長期的な関係性づくりから案件につなげたい人
URL:https://www.wantedly.com/project_categories/engineering/freelance
7. Midworks(ミッドワークス)

Midworksは、株式会社Branding Engineerが運営するエージェント。最大の特徴は、正社員並みの保障を備えた「給与保証制度」です。
フリーランスにこれからなろうと思う方は、正社員と違って給与が安定しないかもしれない不安に悩むかもしれません。ミッドワークスならそうした不安を最小化出来ます。
- 案件が切れた期間も報酬の一部が保証される仕組みがあり、独立したての人の「収入ゼロ月が怖い」という不安を直接解決。
- フリーランス協会の年会費実質無料、生命保険料半額負担、月3万円までの交通費支給など、福利厚生が厚い。
- マージン率は原則一律20%(公表値)ですが、上記の福利厚生込みで考えると実質13〜15%相当という試算が一般的です。
案件傾向と単価帯
Web系・サーバーサイド中心で月額60万〜90万円レンジ。リモート案件も1万件以上扱っています。
こんな人におすすめ
- 独立したてで、会社員並みの安定感がまだほしい人
- 福利厚生・保障込みで実質手取りを考えたい人
- 家族がいて、収入の下振れリスクを制度で抑えたい人
8. クラウドワークステック

クラウドワークステック(旧クラウドテック)は、株式会社クラウドワークスが運営するITフリーランス向けエージェント。数あるサイトの中でもリモート比率が圧倒的なことで知られています。(なんと脅威の97%)
どうしてもリモートワーク案件にこだわりたい人は、登録することを強くお勧めします。
- リモート可能案件が全体の約97%(調査時点)と業界トップクラス。完全在宅で働きたい人に向く設計です。
- 案件の約70%が自社開発、約25%が週3日以下稼働。副業ワーカーや、育児・介護と両立したい人にもマッチします。
- クラウドワークス本体(クラウドソーシング)との連携で、エンジニア以外のスキル案件に横展開もしやすい。
案件傾向と単価帯
月額40万〜80万円前後、稼働日数に応じてレンジが変動します。スタートアップから中堅企業まで、自社サービス運営会社の案件が多めです。
こんな人におすすめ
- 地方在住で通勤したくない人
- 週3・週4で柔軟に働きたい人
- 育児・介護など家庭の事情と両立したい人
URL:https://tech.crowdworks.jp
9. テクフリ

テクフリは、株式会社アイデンティティーが運営するエージェント。多くのエージェントが多重下請け構造を抱える中で、エンド直契約比率の高さを強みにしています。
平均的な単価もかなり相場より高いので、年収を高くしたい・エンドクライアントとの仕事にこだわりたい方にはとてもお勧めできます。
- エンド直契約案件が約98%(運営発表値)を占めるとされ、中間マージンが積み上がりにくい構造。
- 公表されている平均単価は月80万円前後、平均年収は約980万円と高水準。
- ケガ・病気で稼働できなくなったときに最長65歳まで月15万円が給付される専用保険サービスも用意されています。
案件傾向と単価帯
実務経験2〜3年以上が目安。首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)中心で、高単価の長期案件が多めです。経験1年未満の方や地方在住の方には案件紹介が難しいケースもある点は注意してください。
こんな人におすすめ
- 多重下請け構造を避けて単価を最大化したい人
- 首都圏在住で、実務経験3年以上の中堅エンジニア
- 万一働けなくなったときの保険もまとめて整えたい人
URL:https://freelance.techcareer.jp
タイプ別 早見表
「結局、自分にはどれが合うのか?」を素早く判断できるよう、シナリオ別におすすめを整理しました。
シナリオ | 第一候補 | 第二候補 |
とにかく高単価を狙いたい | Findy Freelance | テクフリ |
フルリモートで働きたい | クラウドワークステック | Findy Freelance |
独立したばかりで安定が欲しい | Midworks | PE-BANK |
副業で小さく始めたい | Workship | YOUTRUST |
スタートアップで上流に関わりたい | Wantedly | YOUTRUST |
まず王道で案件数を確保したい | レバテックフリーランス | PE-BANK |
一覧にしてみると、「1つのサイトで全部を満たす」のは難しいことがよくわかると思います。
登録時のコツと複数併用のすすめ
最後に、複数サイトを使うときの実務Tipsを3つだけまとめます。
- まずは2〜3社に登録する:性格の違うサイトを組み合わせるのが鉄則です。たとえば「レバテック(王道)+Findy(高単価)+YOUTRUST(つながり)」のように、タイプをずらして登録すると案件の母集団が一気に広がります。
- スキルシートは同じ雛形を使い回す:毎回書き直すのは時間の無駄です。役割・使用技術・成果(数字)を盛り込んだテンプレートを1枚作っておき、各サイトのフォーマットに合わせて微調整するのが効率的です。
- 単価は参画後も交渉可能:レバテックやFindyなど、継続支援を明確に打ち出しているサイトでは、半年〜1年ごとに単価見直しの相談ができます。遠慮せず担当者に相談しましょう。
なお、数値(単価・案件数・マージン率・リモート比率)は2026年の調査時点のものです。サイト側で随時アップデートされるため、登録前に各公式サイトで最新情報を確認してください。
まとめ
フリーランスエンジニア向けの案件サイトは、タイプ・単価帯・サポート内容が本当にバラバラです。自分の働き方と優先順位に合ったサイトを2〜3社選んで併用する。これだけで、提示される案件の質も、働き方の自由度も大きく変わってきます。
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