STEP2:PostgreSQLをインストールする
Macの場合
// インストールコマンド
brew install postgresql@18
//実行コマンド
brew services start postgresql@18
brew services startはPostgreSQLをバックグラウンドで自動起動させるコマンドです。
Windowsの場合
// インストールコマンド
winget install --id PostgreSQL.PostgreSQL.18
途中でスーパーユーザー(postgres)のパスワードを聞かれるので、忘れないようにメモしておきましょう。
インストール後はサービスとして自動で起動します。
動作確認
psql --version
バージョンが表示されればインストール成功です。
STEP3:Laravelプロジェクトを作成する
任意の作業フォルダ(例:`~/dev`や`C:\dev`)に移動してから、Composerでプロジェクトを作成します。
// プロジェクト作成(example-appの部分は任意の名前にしましょう)
composer create-project laravel/laravel example-app
//ディレクトリ移動
cd example-app
数十秒〜1分ほどでダウンロードと初期設定が走り、`example-app`というフォルダができれば成功です。
参考)公式サイトの手順
ちなみに、生成されたフォルダの中には `app/`(アプリのコード)、`routes/`(URL設定)、`.env`(環境設定)など、Laravelの「お作法」となる構成があらかじめ入っています。
STEP4:.envファイルを編集する
example-app直下にある`.env`ファイルをエディタで開き、データベース関連の項目を以下のように書き換えます。
DB_CONNECTION=pgsql
DB_HOST=127.0.0.1
DB_PORT=5432
DB_DATABASE=laravel
DB_USERNAME=sail
DB_PASSWORD=password
※ポイントは`DB_HOST`を`127.0.0.1`にすること
STEP5:データベースとユーザーを作成する
PostgreSQLに、Laravel用のユーザーとデータベースを用意します。
Macの場合
// sailという管理者権限のユーザーを作成
createuser -s sail
// sailをオーナーとしたlaravelというDBを作成
createdb -O sail laravel
// sailにパスワードを設定
psql -d laravel -c "ALTER USER sail WITH PASSWORD 'password';"
Windowsの場合
WindowsではPostgreSQLインストール時の`postgres`ユーザーでログインし、SQLで作るのが手堅いです。
psql -U postgres
psqlに入ったら以下を順に実行します。
// ユーザー作成
CREATE USER sail WITH SUPERUSER PASSWORD 'password';
// DB作成
CREATE DATABASE laravel OWNER sail;
// DBからログアウト
\q
\qで抜けたらDBの準備完了です。
STEP6:マイグレーションして起動する
最後に、Laravelの初期テーブルを作って開発サーバーを起動します。
php artisan migrate
php artisan migrateはマイグレーション(=DBの設計図をコードで管理し、その通りにテーブルを作る仕組み)を実行するコマンドです。途中で「本当に実行する?」と聞かれたら`yes`で進めてください。
続いて開発サーバーを起動します。
composer run dev
これはLaravel11以降に同梱されている便利スクリプトで、`php artisan serve`(Webサーバー)、Vite(フロントのビルドツール)、キューワーカーなどをまとめて立ち上げてくれます。
ブラウザで`http://127.0.0.1:8000`を開いて、Laravelのウェルカムページが表示されたら成功です!
よくあるエラーと対処法
SQLSTATE[08006] could not connect to server:PostgreSQLが起動していないか、 DB_HOST が間違っている可能性大。`brew services list (Mac)やサービス画面(Windows)で起動状態を確認してください。could not find driver:PHPに pdo_pgsql 拡張が入っていません。 php -m | grep pgsql で確認し、Windowsは`php.ini`の ;extension=pdo_pgsql の ;を外して保存→ターミナル再起動で解決します。
- Address already in use:すでに別のサーバーが8000番ポートを使っています。 composer run dev を一度Ctrl+Cで止め、不要な php artisan serve を終了してから再実行してください。
まとめ
今回は、ゼロの状態からPHP・Composer・PostgreSQLを入れ、Laravelプロジェクトを作って、ブラウザでウェルカムページを表示するまでを通しでやりました。
ここまで来れば、あとはルーティング、コントローラー、Eloquent(LaravelのORM)と、いよいよLaravelらしい開発に入っていけます。
次のステップとして、ぜひ「自分だけのページを1枚追加してみる」ところから挑戦してみてください。それではまた!
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