今回は、転職を考えているエンジニアの方に向けて、持っていると年収アップにつながるスキルや経験についてご紹介します。
ネット上ではよく「Goの年収が高い」「Pythonの年収が高い」などと言われるように、言語やフレームワークごとの年収ランキングがあります。
こういった切り口はわかりやすいものの、実際の選考では経験した業務内容と実績で判断されます。
そこで、私が現場で採用する立場として経験したことや、他社のエンジニアマネージャーとの話し合いから、特に需要があるスキルや経験をいくつかピックアップしてご紹介します。
①リプレイス経験(レガシー→モダン技術へ)
リプレイス経験は「技術の置き換え」とも言えます。
例えば、スタートアップの立ち上げ時期など、従来の技術からより効率的でモダンな技術への移行が求められることがあります。このような場合、リプレイス経験は非常に重要となります。しかし、このような経験は難易度が高く、できる人材が少ないというのが現実です。
リプレイス経験を求める会社には、主に以下の2つのタイプがあります。
一つ目は「スタートアップの転換期」です。スタートアップの会社が最初は勢いで開発していたものの、ある程度組織も大きくなり、資金も潤沢になったところで、より安定した技術に置き換えてサービスをさらに発展させようという時期がこれにあたります。
二つ目は、あるサービスが長期間続いた場合に、古い技術を使い続けることでパフォーマンスの低下が起こるため、新しい技術にリプレイスする必要が生じるタイミングです。また、古い技術を使用し続けることで、その技術に詳しいエンジニアが減ってしまい、採用難易度が高まる場合もあります。
どのようなシステムでも、ある時期には新しい技術にリプレイスする必要があります。そのため、言語やフレームワーク等を置き換えるリプレイス経験は非常に重要であり、求められることがあります。
②新規開発+技術選定の経験
例えば、あるサービスを開発する際、「どのような技術を使用すればよいか」という判断をする必要があります。その場合、新規開発の経験があると、どのような技術を使えばよいか的確にアドバイスすることができます。たとえば、「このプロジェクトはRubyの方が適している」「この場合はAngularよりもReactを使うべきだ」といった具合です。
この経験は、特にクライアントワークをしている会社で求められます。Web開発やSIerを行う会社は、クライアントが依頼したサービスを開発することが多く、技術選定のタイミングが多く発生します。
その際に、技術選定の経験があるエンジニアがいると、テックリードとして案件にアサインされることが多いです。




