エンジニアを目指したきっかけは?
セイト: そもそも、いつ頃、何がきっかけでエンジニアになりたいと思ったのですか?
イリュウさん: もともとゲームが好きで、プログラムの仕事はかっこいいなと思っていました。ただ、僕は文系なので理系のイメージが強くて、目指そうとまでは考えていなかったんです。
ただ、奨学金を自分で借りて大学に行っているので、お金を稼ぎたいという気持ちもありました。そこで絞り込んだ選択肢が2つあって、会計士とエンジニアでした。最初は会計士を目指して、簿記3級から勉強し始めていたんです。
その期間中に出会ったフランス人の友達が、セキュリティエンジニアだったんですよ。
セイト: 大学生ではない方ですか?
イリュウさん: 大学生なんですけど、年上でした。すごい大学生だなと思って、かっこいいなと。それで、僕も本格的にやりたいと思ってプログラミングを始めました。
プログラミングの虎に参加したきっかけは?
セイト: プログラミングの虎に応募してくれる前にも、少し独学でやってみていた感じですよね。参加したきっかけは何だったんですか?
イリュウさん: もともと独学していて、独学の限界を少し感じていたんです。プログラミングスクールに行きたいという思いもあったのですが、経済的な問題があって行けないなと諦めていました。そんなときにセイト先生の募集動画がちょうど流れてきて、これはまさに俺のための企画なんじゃないかと思って、速攻で申し込みました!
セイト: 確かにイリュウさんは、かなり早く応募をいただいた方かもしれないですね。
独学の勉強方法は?
セイト: SiiDで学ぶ前は、どんな独学をしていたんですか?
イリュウさん: Progate(ブラウザ上で学べるプログラミング学習サービス)でした。まずは自分が本当に向いているのかどうかを確かめたくて始めたんです。途中で諦めてしまう人も多いと聞いていたのですが、僕はむしろ楽しいと感じて、どんどんやりたいという欲が高まってきたので、これは向いているんじゃないかなと思ったのがきっかけですね。
セイト: 僕も、受講生の方にはSiiDを始める前に1週間くらいは独学をやってみてくださいとご案内しています。
インターンが決まった経緯は?
セイト: 今のフロントエンドのポジション以外にも、どこかに応募したんですか?
イリュウさん: 応募はしていないです。1社だけですね。
セイト: 1社だけですか。ここは詳しく聞きたいのですが、どうやって、何がきっかけで仕事を取ったんですか?
イリュウさん: もともとインターンを探そうと思って、あるイベントに申し込んで参加したんです。そこで今の会社と出会いました。
セイト: イベントで出会ったんですね。
イリュウさん: はい。最初はエンジニア募集の話も全くしていなくて、実は家からすごく近い会社だったので、地元の話で盛り上がって「遊びに来てよ」という感じだったんです。僕も軽い気持ちで行きました。そうしたら、エンジニアの技術レベルが高いなと思って。
それにプラスして、会社の雰囲気も自分が働きたい理想の環境にすごく近くて、運命を感じてしまって。速攻で「エントリーさせてください」と言いました!
セイト: イベントにその会社さんは来ていたけれど、募集という感じではなかったんですね。
イリュウさん: 全くなかったですね。本当に事業内容の説明だけでした。
セイト: そういう会社は結構あるんですよね。これから募集しようと思っていて、まだ求人は出ていないけれど、実は話してみたら「ちょうどそろそろ募集しようと思っていました」となるパターンです。タイミングがすごく良かったのかもしれません。
そのときのイリュウさんの動き方から感じるのは、やっぱり行動力ですね。プログラミングの虎もそうですし、そのイベントもそうです。まだポートフォリオが制作途中で、就活はもう少し後でもいい時期でしたが、「イベントがあったら参加したい」という話をしていて、イリュウさんがご自身で見つけてきて「行こうと思っています」と言ってくれました。とにかく打席に立つことが大事だと、あらためて思いましたね。
プログラミング勉強で大変だったことは?
セイト: 今のは仕事のお話でしたが、その前のプログラミングの勉強も何ヶ月もやっていますよね。そこで大変だと思ったことがあれば伺いたいです。
イリュウさん: まずは、プログラミングを勉強している人が全員思うことだと思うのですが、エラーの対処ですね。
セイト: エラーですね。
イリュウさん: はい。エラーの対処と、あとは何をやればいいのか分かっていない人が多いと思うのですが、僕もその一人でした。だから、いろんな言語を触ったりしていて、理解度が浅かったんですよね。そこが自分の課題かなと感じていました。
セイト: 確かに、プログラミングの虎で撮影した一番最初のときも「フロントエンドをやりたいです」とおっしゃっていましたね。
イリュウさん: そうですね。言っていました。
セイト: そういう方は結構多いんですけど、「まあまあ、いいからサーバーサイドもやりましょう」という話をします。選択肢がたくさんある分、まずはこの順番でこのルートを行った方がいい、という道筋は結構あるかもしれないですね。
イリュウさん: 本当に、何をやるかが大事だと思います。
セイト: 何をやるかと、何を後回しにするかですよね。
ポートフォリオについて
セイト: ポートフォリオの作成もやっていましたよね。SiiDでは、すごくいいものを1個作るか、単発で2〜3個作ってもらうかという形にしています。イリュウさんはとりあえず1個目を作りましたね。
イリュウさん: はい。お母さんのネイルサロンのホームページを、ノーコードではなく自分のコードで作りました。デザインも調べながら適用していくということをやっていましたね。
セイト: 2つ目は途中だったんですよね。カフェの。
イリュウさん: そうですね。カフェのサイトで、Googleマップを組み込むものでした。
セイト: その途中で内定が出てしまった、という感じですね。1個目は、実際に使われる想定のものでした。
イリュウさん: そうですね。
セイト: もちろん就職を考えたらゼロから自分でコーディングした方がいいとは思うのですが、実際にお母さんが使うサイトで、ビジネスにつながっているというエモい要素があります。そこはファーストでやってほしいなと思っていました。
なぜ内定が出たと思う?
セイト: まだ準備が100%整っていない段階で仕事を取れたわけですが、これはなぜ良かったと思いますか?
イリュウさん: やっぱり、自分の誠実さが伝わったのかなと思っています。
セイト: どんなふうにアピールしたんですか?
イリュウさん: 今まで受験で失敗してきた人生の話もしましたし、自分の熱意や、将来何をやりたいのか、なぜプログラミングを始めたのかを、ほぼ全て話しました。それで、自分の性格が相手に魅力として伝わったのかなと思っています。
セイト: これは本当に大事で、コミュニケーション力やプレゼン力のところですね。イリュウさんはコミュニケーション力が高い方だったので、正直あまりやることはなかったのですが、なぜやりたいのか、自分が会社に入ったらどんなメリットを与えられるのか、といった想像させられる話が重要です。これができない人がかなり多いんですよね。
模擬面接や日々の1on1で鍛えるところですが、特に学生さんで未経験となったら、一番求められるところかなと思います。
セイト: 今は社員さんともコミュニケーションを取れていますか?
イリュウさん: そうですね。やっぱりコミュニケーションが一番大事だと分かったので、今は自分からガンガン質問しています。
セイト: 意外と喋らない仕事かと思いきや、そんなことはないですよね。
イリュウさん: 全くないです。うちの会社は本当に明るい人が多くて、ガンガンコミュニケーションを取っていくスタイルですね。
今後挑戦したいことは?
セイト: そんな会社で今活躍中なわけですが、イリュウさんが今後挑戦したいことはありますか?
イリュウさん: ズバリ、フルスタックエンジニア(フロントエンドとサーバーサイドの両方を担当できるエンジニア)になりたいです。将来的にフロントエンドだけで維持していくのは、おそらく厳しいんじゃないかなと思っていて。まだ大学生で時間もあるので、在学中にフルスタックエンジニアになれれば、将来の選択肢も増えて、活躍できる場所もどんどん増えていくかなと思っています。
セイト: いいですね。実際にやってみて分かると思いますが、特にフロントエンドをやっていると、サーバーサイドもなんだかんだ必要っぽいですよね。
イリュウさん: 間違いないです。
セイト: データベースから情報を取ってくる挙動とか、まさにサーバーサイド言語の知識が少し必要になってきますよね。
SiiDを受講した感想は?
セイト: 実際にSiiDをやってみてどうでしたか?
イリュウさん: もう本当に、ここに入っていなかったら今の生活はないなというくらい、来て良かったと思っています!
セイト: 何が良かったですか?
イリュウさん: プログラミングをそのまま教えてくれるのも良かったのですが、一番はセイト先生がビジネスコミュニケーション力をビシバシと鍛えてくれたことです。間違ったところを本当に的確に言ってくるので、最初はちょっと怖かったんですけど(笑)。そこを自分でも改善していったら、今のコミュニケーション力もつきました。
SiiDはプログラミングの力だけではなく、ビジネスにおいて必要な力もつけられたので、そこが一番良かったです。
セイト: ありがとうございます。これは本当に大事なところで、先ほどの仕事を得るときの話にもつながりますが、やっぱりコミュニケーション力が大事なんですよね。自己PRも含めて、面接で企業の方に会える回数はめちゃくちゃ限られています。1回か2回、しかも30分ほどの時間しかなくて、チャンスが少ないんです。
スクールの受講期間も、今のSiiDだと12ヶ月というコース構成があります。この期間中に完了させなければいけないとなると、ビジネスコミュニケーション力を上げるには多少厳しくなってしまうところはしょうがないですね。3年かけていいなら話は別なのですが、短期間で変えるとなると厳しく言わざるを得ないところもあって、僕としては愛を持ってやっているつもりです(笑)。
他のプログラミングの虎志願者のその後は?
セイト: 今回はイリュウさんに出ていただきましたが、プログラミングの虎では他にあと2人、SiiDに入っていただいているんですよね。その方たちの話も少しすると、お一人は転職ではなくスキルアップを目的に受講されている方で、リモートワークができるようになりたい、ITスキルを身につければお子さんとの時間を増やせるから、という気持ちで入ってくれた方です。その方には技術はあまり教えていなくて、ビジネスコミュニケーションを中心にお伝えしました。今は週2〜3日の出社で働けるようになっています。
もうお一人は、今まさに就職・転職を目指して勉強を頑張っている方で、ポートフォリオができたかなというところです。そんな感じで、皆さんぼちぼちうまくいっているんじゃないでしょうか。
プログラミングを勉強する人へアドバイス!
セイト: 先輩として、そして成功者として、これからプログラミングを勉強したい、エンジニアになりたいという方に向けて、これはやっておいた方がいいということはありますか?
イリュウさん: やっぱり、調べる力は自分でつけた方がいいです。今はAIもいろいろあると思うのですが、僕もAIにちょっと甘えてしまった部分があって、今の実務で苦労しているところがあるんです。最初は理解に時間をかけてやるべきだと思いますね。
セイト: 本当にそうですね。エンジニアを目指すなら、理解することが大事です。
イリュウさん: 時間は本当にかかると思うんですよ。最初の概念の理解とか。そこをしっかりやらないと、あとあと苦労すると思うので。
あとはコミュニケーション力ですね。自分から周りの活躍しているエンジニアの方にコミュニケーションを取って、こういう思考があるんだな、こういうマインドなんだなと吸収して、自分のものにすることも本当に大事だなと思います。
セイト: イリュウさんは、SiiDでもそうですし、大学のご友人ともそうですが、プライベートでエンジニアや、プログラミングを勉強している人とコミュニケーションを取ることを結構やっていた感じですか?
イリュウさん: やっていましたね。
セイト: それは結構大事ですよね。
イリュウさんのような方がどんどん増えたらいいなと思っています。今回はイリュウさんにお越しいただきました。ありがとうございました!
イリュウさん: ありがとうございました!
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