プログラミングを始めた理由
セイト: 次の質問ですが、プログラミングを始めた理由を教えてください。結構な急展開ですよね。そういうお仕事をされていた方だと、裏方に行こうかな、プロデュース側に行こうかなと、同じ業界で続ける道もあるのかなと思ったのですが。
松本さん: そういう人も中にはいるのですが、私はその業界で裏方をやるビジョンがあまり見えなかったんです。とはいえノープランのまま辞めようと思って辞めてしまったので、その時点ではプログラミングに興味があるとか、一切ないままでした。しばらくはぼーっとしていましたね。
セイト: 無気力期間があったんですね。
松本さん: はい。ふて寝したり、やけ食いしたりという時間もありました…。ただ、ずっとこうしているわけにもいかないということで、いい年ではあったのですが、今からでも何か食べていく方法を見つけなきゃと考えたんです。そのときに、スキルがあればこの先も仕事にありつけるだろう、成長産業のIT業界だったらどこかに私の居場所があるだろう、と。その中で「手に職」と言ったら、プログラミングって専門スキルっぽいな、というので目をつけたのが最初でした。
セイト: なるほど。どちらかというと、手に職というところと、今後の伸びしろを見て、ということですね。
受講前の悩み
セイト: それでプログラミングをやろうと思って、SiiDに入っていただいて勉強されているわけですが、受講前の悩みは何かありましたか?
松本さん: そうですね。やってみようと思ったはいいけれど、何をどこから勉強していいのか、本当に何も知識がない状態でした。それに、とりあえず勉強すればいいというものが見つけられたとしても、今まで何の特別な訓練も受けていない私が、そんな専門的で難しそうなことをできるのか。漠然と大きな壁があるような不安はありました。
セイト: どこから手をつけたらいいか、何もわからないという状況だったんですね。
松本さん: はい。そんな状況で、じゃあとりあえず勉強するってどうしたらいいの、となったときに、「プログラミング 勉強」などで検索していたら、セイト先生の動画に行き当たったというのが入り口でした。
セイト: Google検索ですか。
松本さん: そうです、Google検索です。それでYouTubeが上がってくる時代になったんですよ。本当に、ヒットした瞬間に「まさに知りたいこと」という感じで、この言語を勉強したら役に立ちそう、みたいな動画がその時点でいくつかヒットして。わかりやすそうだなと思って再生したんですよね。
SiiDを選んだ理由
セイト: ありがとうございます。他にもスクールはありますし、独学という手段もあると思うのですが、そんな中でSiiDを選んでくれた理由は何だったんですか?
松本さん: 何もかもわからない状態で、独学は無理そうだなというのは最初に思っていました。かと言って、学校に入るとか何も決めていない状態で先生の動画を見始めたら、すごくわかりやすくて。知りたい情報がちゃんと整理されて出てくる動画なので、これで大体網羅できるな、すごいなと感心しながら見ていたら、動画の最後で受講生を募集していると言っていたんです。
「今って?」と思って見てみたら、本当にちょうど動画が上がったばかりでまだホットな状態だったので、「今じゃん!」と思って。そうしたら、あれよあれよという間に事前カウンセリングを申し込んで、あれよあれよという間に受講料を振り込んでいました。
セイト: なんだか嫌な言い方に聞こえますけど(笑)。
松本さん: いえいえ、本当にそんなことはなくて。今思ったら愚かだなとは思うんですけど、他の学校と比較も何もしないで申し込んだんです。強いて言うなら、一般的な学校っていくらぐらいするんだろうと金額を見たときに、SiiDならギリギリ私でも払えそうだったというのもあって、もう今飛び込もうと思って申し込みました。
セイト: ありがとうございます。SiiDは受講料を抑えているほうですからね。
SiiDに入った感想
セイト: 実際に入っていただいて、その後どうですか? 感想を伺いたいです。
松本さん: 自分の技術が物になるのか、習得できるのかがはっきりわからないまま、まとまったお金を払うのはすごく勇気が要りました。でも結果的に、決断して入ってよかったと思っています。就職先が決まったというのはもちろん何よりもそうなのですが、私はこれまで猛烈に文系の人生だったんですね。高校受験も大学受験もずっと文系で、それ以降も言葉を扱うような仕事をしてきて、並行してやっていた事務の仕事も含めて、いわゆる理系の分野は自分にはもう無縁だと思って生きてきました。
でも、ここに入る前に先生から「プログラミングが理系に向いているというデータはないです。やるかやらないかです」と言われたんです。それがすごく印象に残っていて。じゃあ先入観なしに、素直に取り組んでみようと思ってやってみたら、本当にシンプルに楽しかったんです、プログラミングが!
セイト: 学び始めて面白いと思ってもらえたんですね。新しいことを学ぶって尊いですよ、本当に。
松本さん: 本当にそうで、勉強しているということそのものに感動がありました。真面目に素直な気持ちでやったら面白いですし、言われた通り文系・理系はあまり関係ないなと、やっていて思いました。カリキュラムが変に壁を感じさせないようになっているのもあると思うのですが、思ったよりすんなり学習に集中して、カリキュラムを進めていくことができたなと思います。
セイト: 本当にそうだと思います。文系・理系という区切りは日本の教育で誰かが言い出したことで、世界的にはあまりないんですよね。
松本さん: そうなんですね。
セイト: それに、文系の人は理系的な考え方をしないのかというと、僕は全然そんなことはないと思っていて。国語とか英語の大学入試を見るとすごく理系っぽいですし、現代文なんて論理学の要素が入っていると思うんです。「A=B、B=C、ということはA=Cだよね」というのは、すごくロジカルじゃないですか。そういう理系のエッセンスは文系のところにも結構入っているので、何でもいいので勉強してある程度の興味が持てるとか、好きでやっていたという人であれば、当然プログラミングはできると思います。
松本さん: なるほど。一般的には理系の分野かなという先入観があったので、それがなくなったのもここに入ったおかげだなと思います。
あと、言いたいことがありました。自分1人で独学でやるのは難しいと思って入ったという前提が元々あるのですが、1人で取り組んでいたらどうしても学習が遅れてきてしまうんじゃないかなと。自分の性格としても、ちょっとだらしないところがあるので。でもここに入ることによって先生に尻を叩いてもらえるので、サボっている暇がないというのはすごく良かったです。尻を叩いてもらうためにお金を払ったと言っても過言ではないですね(笑)。
終盤は学習が本当に駆け足になってしまって、正直つらい時もあったのですが、並行して就活のサポートもがっちり補助してもらえたのがすごく大きかったです。しょぼしょぼの職務経歴書を、誰かの目に留まるものにちゃんとブラッシュアップしてくださったり、模擬面接でしっかり訓練してくださったり。そういうサポートがなかったら、就活は絶対成功していなかったと思うので、その辺も含めて本当に入って良かったと思います。
セイト: 松本さんは、教えていて楽しい受講生さんでした。
松本さん: そうですか、嬉しいです!
セイト: 松本さんに限らず皆さんそうですけど、1発目はできないわけですよ。だけど教えたらある程度の改善をして戻ってくるので、「ここはできるようになった、ここはまだだけど次は直っているかも」という形で、教えがいがありました。あとは年末年始に1週間ほど、壁打ちで皆さんのポートフォリオを見たり一緒に勉強したりする「もくもく会」というのをやっていたのですが、毎日来ていましたね。
松本さん: 年末年始が本当の追い込みだったので、お正月だけど全然休んでいる暇がなかったんです。もくもく会を開いてくださって、本当に助かりました!
セイト: さすがに毎日来る人はいないだろうなと思ったら、松本さんが来てくれたので、これは頑張ってらっしゃるなと思って見ていました。
受講後の変化
セイト: まだ在籍はされているわけですが、卒業まで行かなくても内定は取られました。内定を取った後の変化はいかがでしょうか?
松本さん: 自分はエンジニアとしてはまだ全然未熟だと思います。カリキュラムは一応終えたけれど、今後も勉強していかないと会社ではやっていけないとは思っています。職業としてエンジニアをやっていけるかは、本当に始めてみないとわかりません。でも、SiiDでやってきたようにコツコツ勉強していけば、なんとかなるんじゃないかなと思えていて。それは、入ってからカリキュラムを終えるまでの半年ぐらい、自分がコツコツやってきたのを自分が一番わかっているので、「私はできる」というちょっとした自信がついたのが大きいと思います。
セイト: いや、素晴らしいです。
松本さん: あとは、今後もし困ったことがあったときに相談できるコミュニティを手に入れられたのは、めちゃくちゃ大きいです。今もうカリキュラムは終えたのですが、新しい会社がRuby on Rails(Rubyというプログラミング言語で開発を進めるためのフレームワーク)を使って開発をしている会社なので、まさにその学習をしていて。つまずいたことを技術講師の方に質問すると、カリキュラムにない内容にもかかわらず歓迎してくださるので、本当に助かっています。今後もお世話になろうと思っています。
セイト: ありがとうございます。これまでは未経験からエンジニアというところで不安や課題があったと思いますが、エンジニアになったらなったで、また新しい課題や相談したいことが出てくると思うんですよね。そうなったときにぜひその後も使ってくださいねという気持ちがあるので、すごくいい使い方をしていただいているなと思います。
入る会社はRubyで受託開発をやられるということですか?
松本さん: そうです。ほぼ100%受託開発をやっている会社で、社内システムの案件が多いようなのですが、基本的にはほとんど全部Rubyで開発していますよ、ということだったので。今まさに慌てて学習しているところです。
セイト: SiiDだとPHPとLaravelをやっているわけですが、近いようなフレームワーク・言語であれば、PHPじゃないとダメ、Rubyじゃないとダメということはないんですよ。卒業生さんの中でもRailsに行ったり、Pythonを始めている受講生さんもいますし、そんな感じで就職はしていくと思います。ぜひSiiDで学んだことも応用しつつ、頑張っていただければと思います。
今後の展望
セイト: 今後の展望はありますか?
松本さん: 一刻も早く新しい会社で戦力になれるように頑張らなきゃ、というのが一番最初にありますが、この年でジョブチェンジしたからには収入を上げていきたいなと思っています。そこはちょっと野心を持って取り組みたいです。
あとはRailsを勉強しているという話をしましたが、それ以上に、私はガッチガチのWindowsユーザーなんです。新しい会社の先輩方が皆さんMacを使っているということで、Windowsでもいいよとは言ってくれたのですが、質問するときに面倒な手間が絶対増えると思って、Macの操作も習得中です。早く慣れたいというのが、目の前の目標ですね。
セイト: 確かに、最初はちょっと慣れないかもしれないですね。慣れるとやりやすいんですけど。僕も元々Windowsユーザーだったんですよ。
松本さん: そうなんですね。ちょっとまだ慣れなくて、キーボードを叩きながら何回も「キーッ」となっています…!
読者へのメッセージ
セイト: すごく前向きなコメントでいいですね。この記事を読んでくださっている方には、プログラミングに興味がある方、エンジニア転職に興味がある方、あとは松本さんの属性に近い方も多いと思います。何かメッセージがあればお願いします。
松本さん: 私は39歳でSiiDに入って、ギリギリ就職が決まった直後に40歳になったという状況でした。私の年代の女性で、自分1人の時間で集中して勉強できるとか、落ち着いて勉強に取り組めるような環境がある人って、男性に比べて圧倒的に少ないと思うんですね。みんな誰かのケアをしています。それは家族に限らないかもしれませんが。
なので、自分がそういう環境を手に入れられたのは、結構ラッキーだったと思っています。プラス、スクールのお金を工面できたというところでも幸運でした。悩んでいる方もいろいろな課題を持っているとは思うのですが、私のように幸運であって、それなりの年齢が近づいているけれど何か危機感を感じている方、自分を崖っぷちから救いたいと思っている方は、ぜひチャレンジを検討してほしいなと思います。
飛び込んだら、なんとかサポートしてくださる方がたくさんいる、そういう体制が整っている学校です。それに、学習を始めてしまえば尻をずっと叩き続けてくれる先生がいるので、なんとかなると思います。ぜひご検討ください。
セイト: めちゃくちゃ熱いメッセージをありがとうございます。松本さんはその情熱がすごく素晴らしくて、学習もそうですけど、作っていたポートフォリオのゲームの記録をつけるアプリも、やっぱり熱量を感じましたね。
松本さん: 本当ですか、嬉しいです! 「そういうアプリがあったらな」と自分で思っていたものなので、それが本当に形になったという感動が自分でも実際にあって、いい経験でした。
セイト: 実際に使えますしね。
松本さん: はい、実際に記録をつけています。
セイト: というわけで、松本さんに今日はお越しいただきました。ありがとうございました!
松本さん: ありがとうございました。
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